【即効果あり】仕事と気持ちをスッキリさせられますよ【継続が大事】
会社で働いていると、上司から理不尽なことを言われて嫌な思いをしたり、同僚たちとの人間関係を合わせたりと色々大変ですよね。
「これって本当に意味あるの?」と思いながらも気持ちをすり減らしながら毎日精神をやりくりするわけです。疲れないわけがないですよね。
でもさすがに会社を辞めるわけにもいかないし、かといって社内の付き合いを急に断りはじめて孤立するのが怖い。というのが人の気持ちってものでしょう。
一見してどっちかを選ぶしかないように思える話ですが、そんなことはありません。完全に解決することは難しいですが、可能な限り「ストレス」を減らすことが可能です。
それは、自分の直面している「ストレス」を言葉にすることで今感じている「ストレス」を軽減させることができます。
■いわゆる「言語化」するということ
「言語化」するというのは、ビジネスマンであればどこかで聞いたことがあるかもしれませんね。「言葉にするのなんて簡単でしょ」「愚痴言ってるのと同じでしょ」という風に感じた人は、その「愚痴」を試しに紙に書きだしてください。
思い通りに書ききれるでしょうか?自分の思いを、気持ちを芯のある言葉を選んで明確に書ききれてますでしょうか?
やってみると分かりますが、これがなかなか難しいんです。
■まずは書き出して、文章を磨き上げる
気持ちや思い、ストレスは抽象的なものです。実は抽象的なものを適切に言葉にして人に伝えることはそう簡単ではありません。
会社の仕事でも何でも、「ちゃんと伝えたつもりが、相手と認識がズレてた」ということを経験されたり、そのような失敗談を聞いたことはないでしょうか?これは言葉をきちんと使えていないことから発生するのです。
試しに「自分が今ストレスに感じていること、気が重いこと、おもしろいと感じていないこと」を紙に書き出してみましょう。自分がどれくらい言語化できるものか、自身でチェックすることができます。
そして自分が書いたものを眺めて、人に伝えるつもりでより簡潔に書き直してみてください。何回やってもOKです。明日やり直してもOKです。自分の納得のいく一文に仕上げてください。
■言語化すると話が明確になって整理される
納得のいく文章ができたら、どうでしょうか?気持ちが少しは晴れて、落ち着きを取り戻していませんか?
もしもまだ気が重いのであれば、もっと納得のいくまで書き続けましょう。恐らく、自分の気持ちをしっかりと吐き出しきれていないのです。遠慮せずに書きまくって下さい。
この手法は科学的にも証明されていて、自己コントロール能力を高めてくれる手法のひとつです。専門的な話は他にゆずりますが、自分の感情をしっかりと言葉に明確にすることで、「自分はここが嫌だ、許せない」という風に自身の納得感を得ることができます。
この納得感が重要です。自分が今不満に思っている、あるいは不安に感じていても、そのことを客観的に納得できることで安心感を得られます。
矛盾しているようにも感じられますが、自分の状況を客観的に理解できれば、それを解決させるための手段や、とるべき行動が見えてきますよね?そうなることで、結果的に気分が落ち着いてくるのです。
■まずはやろう、とにかくやってみよう
紙とペンがあればすぐに取り掛かれます。また、精神的に疲れていない人でも考えを整理してまとめるには有効な手立てですのでぜひトライしてみてほしいです。
そして習慣化していくことで、より頭の使い方の深度が増していくはずです。
この書き出す手法は、『A4メモ書き』というやり方が効果的です。この『A4メモ書き』について書かれた本がありますので、さらに興味があればご一読ください。
ぜひメンタルの改善や仕事の効率アップを狙うのであれば、まずはトライしてみることをおすすめします。